会社概要:株式会社 鴨の経営理念
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欧米の発明と日本の技術 20世紀は、欧米を中心とした発明が日本のすばらしい生産技術と合体し、製品となる、モノの時代でした。欧米からの発明という情報輸入に依存している日本にとって、欧米との協力はたいへん重要であり、また、欧米にとってもそれは同じことです。 戦後の高度成長期の頃、独自の生産技術をもつ日本の小規模メーカーが欧米の優れた開発元と接触しようとする場合、多くは日本の大手商社の仲介によるものでした。しかし、21世紀を迎えようとする今、日・欧米の企業が自由に協力する環境が整ってきています。例えば、インターネットが広がり、互いの技術に関心を持つ者同志が出会う機会が飛躍的に増加しています。 株式会社 鴨は、技術の専門家が運営する会社です。ハイテク分野に精通し、日英語を理解するスタッフが、欧米で生まれている新しい技術を発掘し、そのような、まだ日本で使われていない最先端技術を、開発者と協力して直接、日本に紹介します。また、見知らぬ相手とビジネスチャンスを探りたいといった場合にも、情報収集や相手方との接触などのお手伝いをいたします。 世界標準の重要性 21世紀は情報化がますます進みます。グローバル化が進み、製品開発においても、常に国際市場を意識する必要があります。現在すでに、国際標準を満たさない製品は海外で販売できない状況が見られます。 日本の製品も国際標準に適合することが求められています。場合によっては、品質そのものよりも、その製品に関する情報の方が重要ですらあります。今や、モノ作りにも情報管理が非常に重要な役割を果たす時代なのです。 日本の企業は、この急激な変化の流れに、どのように対応しているでしょうか。株式会社 鴨は、国際市場の流れを把握し、最新の情報や製品開発に的確なアドバイスを提供いたします。 対等な立場 日本企業と欧米企業の間で、すぐれた技術の発想、創造性、理想、情報が、一方通行ではなく双方向にやりとりされることによって、社会により役立つ、すばらしいモノが生まれます。そのためにも、協力関係では当事者は終始、対等な立場であるべきです。 株式会社 鴨は、当事者の一方に片寄ることなく、双方の利益が図られるよう、よりよい協力関係の構築を支援します。 社会背景の相違 欧米では、優れた技術を持っている小規模な開発元が、会社設立から2年もたたないうちに株式を公開することも珍しくありません。また、優れた技術を持っている会社が、設立後2年以内に倒産したり、大手に買収されることもよくあります。組織の体制も、派閥や系列が存在する日本とは、根本的に異なります。日本の常識では考えられないような、社会の動きやビジネス慣習があるのです。 一方で、品質本位の意識から生じる、妥協を許さない、日本人の完璧主義が、時として欧米人との間に対立を生むことがあります。技術輸入では、技術の適合化の際に、双方の技術者が対立する場面もあります。日本人特有の繊細さも、欧米人の感覚では理解されにくいのも事実です。 株式会社 鴨は、欧米の社会的状況はもちろん、日本の文化的・社会的背景も十分に理解しています。協力関係構築の際には、まず欧米企業に、文化も含めた日本人の考え方、とくに技術者のモノ作りに対するこだわりを説明し、日本企業にも相手の立場や状況を解説します。このように相互理解を進め、できるだけトラブルを回避し、円滑な協力関係樹立をはかります。 株式会社 鴨におまかせください 株式会社 鴨は、単なる通訳ではありません。技術協力の当事者双方の文化的・社会的背景とともに、その立場も十分に理解した上で、ハイテク分野の専門知識を生かしながら、対等で円滑な協力関係が築かれるよう、仲介役としての役割を果たします。 |
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