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坂城町 "自主独立"未来に照準

讀賣新聞
長野版朝刊30ページに掲載
2005 年6月2日

米国人起業家、坂城町の技術を守ろうと活動をしている人、産業を支える女性社長、30代の若手社長の4人が紹介されました。

千曲川に沿って開けた盆地の一角に、約300の事業所がひしめく。1980年代には好況に沸いた町も、近年の産業構造の変化を受け、かつてほどの勢いはない。そんな中でも「自主独立」の気概にあふれ、未来を見据えて動き出した人たちがいる。(浅子崇)


経営コンサルタント会社「鴨(かも)」社長、クリストファー・キーナ(42)は、米国東海岸のコネティカット州出身。米国籍だが、紀井奈 栗守(きいな くりす)の日本名で活躍する。

会社の業務は主に、東京都内の企業と欧米企業の取引をサポートしているが、今後は「町内の企業と取引していきたい」という。

米カリフォルニア大の大学院生だった90年代初め、坂城町に1年間滞在し、高度成長期の町の発展を論文にまとめた。町には高い技術力を持つ中小企業が集まり、製造品出荷額が増加、ピーク時には約370社の企業があり、国内外から視察団や研究者、研修生が大勢訪れた。

会社名は、自らのニックネーム「ダック」からつけた。91年に妻の実家のある上山田町(現千曲市)で起業したが、「中小企業を支援する制度があり、より自然に触れることができる環境にあったから」と坂城町に移転。将来は住居も、千曲市からこの町に移そうかと考えている。

 
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